MENU

施設選びの条件は、山と鳥とお日様でした|山里⇔町中#1

介護で575

お日様と 四季とさえずり 観て過ごす

目次

父が望んだ施設選びの条件

山里で一人暮らしをしていた父。
施設を選ぶときに、父が望んだ条件は少し珍しいものでした。

窓から山が見えること。
四季を感じられること。
お日様と鳥のさえずりで目覚められること。

便利さよりも、にぎやかさよりも、
父が望んだのは、これまで暮らしてきた山里に近い環境でした。

今も山里の中で暮らしています

父は現在、自然に囲まれたサービス付き高齢者住宅で暮らしています。

窓の外には山があり、
季節の移り変わりを感じながら、
歩行器で近所を散歩して過ごしています。

施設に入る前とまったく同じ生活ではありません。
でも、父にとって大切だった
「山里の空気」は、今もそばにあります。

父の条件は、介護の仕事してますが・・・初めてでした

仕事柄、施設探しのお手伝いをすることはあります。

でも、父のような条件を希望する方は、正直初めてでした。

多くの方は、

「遠いところは嫌」
「山奥は不便そうで嫌」
「子どもたちの近くがいい」
「山が見えると、姥捨山みたいで嫌」

と感じることもあります。

それも、とても自然な気持ちだと思います。

「洗濯物の番付きじゃねぇ!」父の本音

でも、父は

ぴぃ子宅の近くのように、

窓を開けたら、
隣の洗濯物しか見えないところは嫌だ

俺は隣の洗濯物の番付きじゃねぇ!

まぁ、はっきりしていますし
ここまで自分の意思を言ってくれるのは、ありがたいことでもあります。

人それぞれ、安心できる場所は違う

施設選びというと、
場所、料金、医療体制、食事、家族の通いやすさなど、
いろいろな条件があります。

もちろん、それらも大切です。

でも今回、父の施設選びを通して改めて感じたのは、
人によって「安心できる場所」は違う ということでした。

町中が安心な人もいれば、
家族の近くが安心な人もいる。

そして父のように、
山が見えて、鳥の声が聞こえて、
お日様で目覚めることが安心につながる人もいる。

仕事でも、
「普通はこう」ではなく、
その方の価値観を大切にしなければと再認識しました。

皆さんの施設選びの条件は?

皆さんなら、施設を選ぶときに何を大切にしますか?

家族の近く。
病院の近く。
買い物の便利さ。
食事のおいしさ。
部屋の広さ。
自然の多さ。

正解はひとつではなく

その人が、その人らしく過ごせる場所。
それが一番大切なのかもしれませんね。

父は自分らしく過ごせるところを選びましたが・・・一つ誤算が・・・
続きはこちら

人生の夕暮れ迎え・・・ 山里⇔町中#2  

貰うよりずっとあげたい 山里⇔町中#3  

従えや 俺の最後の 食事会 山里⇔町中#4

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

介護のリアルを
「4コマ漫画+川柳」で届けるブログ。

認知症の母との日常と、
ケアマネとして見てきた現場の記録。

クスッと笑って、
少し心が軽くなる場所です。

コメント

コメントする

目次